人は見た目が9割  竹内一郎著

言葉以外の情報すべてをひっくるめて「見た目」と捉えてみた本

言葉による伝達「バーバルコミニュケーション」より

言葉以外の伝達「ノンバーバルコミニュケーション」の方が、伝達力が高い。

伝達力 ←見た目 ←能力や人格

「見た目」:外見の威力、話のフィーリング、まばたきの回数、場の支配力

交渉ごとにおいて、相手を見た瞬間に直感的に成立可否がわかることが多い

 

【人は見た目で判断する】

・言葉は7%しか伝えない

 ①顔の表情 :55%

 ②声の質(高低)、大きさ、テンポ :38%

 ③話す言葉の内容 :7%

・目や態度は口よりも雄弁に語っている

・人の気持ちも隙間に入りたがる習性を持っている

 本音を語る人物には人間の防御壁が外れ隙間ができ、

 その隙間に人の気持ちが入ってくる

 

【仕草の法則】

・有能な経営者は現場が好きでよく足を運ぶ

 人やトラブルに遭うことを恐れない。自信があるからそれができる。

 部下の席まで行って能力を引き出そうとする

・早口:不安や恐怖の現れ   高い声:緊張の現れ

 

【目を見て話す】

・売れるなと思える役者は「目力」がある

・漫画の読者は、主人公の目に共感が持てないと物語に入ってこない。

・相手の目を見て話しなさい、と教えられたが、

 実際の会話の最中に相手の目を見ている時間 :30%~60%

 そのうち、両者の目が合っている時間 :10%~30%

【その他】

「何たる偶然ゲーム」・・・お互いの類似性を確認できるおもしろいゲーム

 二人対座し、片方が相手に質問しお互いの共通点を10個探すというゲーム

 共通点が見つかるたびに、二人同時に「何たる偶然!」と叫ぶ

 10個見つけるころには二人の心理的距離は相当縮まっている。

 初対面の役者どうしの距離を埋めるためのメソッド

 →相性というものは、実はある種の思い込みだったりする

  意識的に共通点を見つけ出すことで相性が好転する。

  職場の飲み会で、「テレビ」「野球」など他愛もない話をする効用の一つ

 

その他の章

・女の嘘が見抜けない理由

・漫画の伝達力

・日本人は無口なおしゃべり

・色と匂いに出でにけり

・よい間、わるい間、抜けている間

  間違い、間に合う、間抜け、間が悪い、間が良い

・トイレの距離、恋愛の距離

・舞台は人生だ

・行儀作法もメッセージ

・顔色をうかがおう

いくつになっても「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。 ジュリア・キャメロン著

prolog

人生の後半は、

自分のプロジェクトに取り組み、

夢の扉を開けるときである。

過去を再訪し、

未知のものを探求し、

あなたの未来を設計するときである。

若い日の夢は、人生の午後に叶うもの。

始めるのに遅すぎることはない。

「第二の人生」こそ、もっともエキサイティングで満足のいく時期になりうる。

この本は、

人生の第二幕に踏み出そうとしている人々、

一つの人生を去り、まだ創造されていない別の人生に向かっている人

に向けて書かれたもの。

人生の「これまで」の意味と「これから」の可能性を知る

12週間のプログラムの紹介

 

「すべての子どもはアーティストとして生まれる。

問題は大人になってからもアーティストのままでいられるかどうかだ。」

ピカソ

 

 

 

【創造性回復の4つの基本ツール】

(1)モーニング・ページ

 ・毎日、朝一番、自分のためだけに行なう数ページ(目安は3ページ)にわたる

  「意識の流れのライティング」

 ・手書きすることで、ゆっくり自分の考えを正確に記録する。

 ・一種の「スピリチュアルな整体」だ。

  きたるべき1日のために私たちを清らかにしてくれる。

 ・論理的な組みたて、トピックの探求は要らない。

  自分と来るべき1日との間に立ちはだかる精神的なゴミを清掃するもの。

 ・ずっと避けてきた多くの感情に圧倒されるかもしれない。

  ほとんどの人は「あいまいさ」が得意で慣れている。

  本当は全く違ったことを考えているにもかかわらず

  「大丈夫よ」とごまかしている。

  だが、モーニングページは具体的になるように促す。

  結果、「怒っている」「困惑している」「脅かされている」

  自分に気づく。何一つとして「大丈夫」ではないのだ。

  困難な感情を探求し、表現するためにモーニングページを使うとき、

  自分に正直になる貴重な技術を自らに教えているのだ。

(2)アーティスト・デート

 ・1週間に1回、1人で1時間ほど、探索の旅に出かけ、

  興味を引くものや魅了するものを探す。

  新鮮でわくわくできること。例えば、

  ①ペットショップに立ち寄る、②子供向けの本屋に立ち寄る、

  ③園芸品店に立ち寄る、④音楽を聴きに行く、⑤画材店に立ち寄る、

  ⑥キックボクシングのクラスを受ける

 ・世界は一つの冒険であり、私たちは冒険を好む魂である。

  冒険の計画を立てるとき、熟達することではなく、

  神秘に照らして考えることが大切。

  私たちの若い部分は、往々にして長い間ひもじい思いをさせられてきた。

  今は、義務ではなく、美に照らして考える必要がある。

  私たちが探しているのはわくわくする感覚を再び目覚めさせる方法である。

  動物園、野鳥園、水族館が理想的な出発点だ。

 ・自分にできそうな10の冒険のリストをつくり、

  週に一度一つづつこれをこなしていく。

  あなただけを喜ばせるものを探求する。

(3)ソロ・ウォーキング

 ・1週間に2回、20分の単独ウォーキング

 ・不安を鎮め、創造性を引き出すきっかけになる。

 ・歩くたびにわくわくする冒険の感覚を見出せる。

 ・あなたが動いて明晰になる時間。

 ・心に洞察が舞い降りる開かれた空間を生み出す。

 ・「ひらめき」が起こる

(4)メモワール

 ・1週間に1回、記憶を呼び覚まし、過去の人生を再訪する誘導プロセス・回想録

 ・「すべての人生が魅力的だ」というのが真実である。

  自分がたどってきた人生を敬意を持って子細に眺めれば

  必然的にパワーが湧き自分に感謝したくなる。

 ・過去を再訪すると人生が快くあなたを迎え入れてくれるようになる。

 ・これまでのあなたの人生を冒険心を抱いて再訪し、

  ためになる洞察を持ち帰るプロセスだ。

  あなた自身やあなたの人生のストーリーの、複雑で奥深い創造的な部分を

  再訪することによって、あなたはすっきりとした心と目的の場所

  ー残りの人生のために出発点ーにたどり着くだろう。

 

第1週 もう一度「驚き」に火をつける

・初心者になるのに遅すぎることはない。

 1年後、あなたはきょう始めればよかったと思うだろう。

 決して屈してはならない、決して屈してはならない、決して、決して、決して

 どのような進歩であれ進歩しているのが分かればうれしいものだ。

  ーウィンストンチャーチル

・[エクササイズ]

  もし、遅すぎなかったら私は___をするだろう。

・創造性の敵は、内なる検閲官

 創造性の最大の敵は自信を失うこと

・「おまえは絵を描けないという内なる声が聞こえたらなんとしてでも絵を描こう。

  そうすればその声は黙るだろう。」-ヴィンセント・ファン・ゴッホ

・「疑いは裏切り者である。私たちは試みることを恐れることによって勝ち取れた

  かもしれないものを失う」ーウィリアム・シェイクスピア

・「成功は、失敗が避けられないことを知らない人たちによって、

  最も頻繁に成し遂げられる」

・[今週の課題]:自分に親切になる

 自分自身のためにあなたが取りうる3種類の行動を列挙してみる

 例えば、①長い贅沢な入浴、②本棚の片付け、③地元の映画館に映画を見る

 

第2週 もう一度「自由」に火をつける

・「世界で最も偉大なことは、自分自身に所属する方法を知ることだ」ーミシェル・ド・モンテーニュ

・「人生は小さな変化によって形づくられている」ートルストイ

  小さな変化の一つ一つがあなたに力を与える。

  それぞれの小さな変化はやがて大きな人生の変化の道につながる

・[エクササイズ]

  もし、もっともっと時間があったら、私は___に挑戦したい。

  もし、時間がなかったら、私は___をしよう。

・「部屋を贅沢にしたければ家具をそろえるのではなく捨てたほうがよい」ージョルダン

・[今週の課題]:ルーチンを取り戻す

 ___に時間を割けばほっとするだろう。

 

第3週 もう一度「つながり」に火をつける

・付き合いたい仲間を自分で選ぶ

・友情はひとりの人間が他の人間に向かって「ええっ君もか?僕だけだと思っていたよ」という瞬間に生まれる。

・[メモワール]:11歳~15歳

  誰と楽しく関係を築きましたか?親友?先生?重要な関係はどんなもの?

  どんなコミュニティに所属していたか?

  印象的な音、歌、食べ物、匂い、は? どんな時に孤独を感じましたか?

  支えられていると「感じたのはどんな時?

  ストレスの原因は?

  その他印象深い思い出? 

・[エクササイズ]

  少しだけボランティア

  =あなたは今日楽しみのために無料で何を与えることができるだろう?

・[今週の課題]:数の力を知る

  人生のいろいろな時期にあなたをサポートしてくれた人物を5人列挙しよう。

  その5人の中から一人選択し連絡を取ってみよう。

  その人物はまだあなたをサポートしてくれるだろうか?

  あなたはその人物をサポートできるだろうか?

 

第4週 もう一度「目的意識」に火をつける

・創造的なUターン

・「本来あるべき自分になるのに遅すぎることはない」ジョージ・エリオット

・[メモワール]:16歳~20歳

  印象的な音? 食べ物? 匂い? 

  チャレンジしてみたのにやめてしまったことがあるか?

  より大きな目標についての夢、疑問、衝撃がありましたか?

  喜びの源は何でしたか?

  自分にとって重要だと感じる思い出がありますか? 

・[エクササイズ]

  遺産を見つける

  ①私は___として記憶されたい

  ②___を去ることができればいいのに。

  ③その遺産によって私を鼓舞する人は___。

  ④子供の頃私は___を夢見た。

・[エクササイズ]

  人生の目印を見つける

  そして今あなたがアクセスできる項目を一つ選択しよう。

  人生の目印は個人的なものでアイデンティティを思い出させ、

  喜びの源に触れさせてくれる。

  ①好きな味:唐辛子、ココア・・・

  ②好きな手触り:スウェード、羽毛枕、愛犬の毛並み・・・

  ③好き匂い:野菜スープ、焼きたてパン、・・・

  ④好きな音:ビートルズヘンデル、波の音、遠雷、

  ⑤好きな光景:雪に覆われた山頂、焚火、子供たちの写真、新鮮な花束・・・

・[今週の課題]:メンターについて考える

  あなたに影響を与えたメンターの思い出を探ろう。その人物は誰だろう。

  彼らから何を学んだだろう?自分が学んだ知恵を伝えられるのは誰だろう?

  次に、数分かけて友人に感謝の言葉をSNSや電話で送ろう。

第5週 もう一度「正直さ」に火をつける

・[エクササイズ]:架空の人生

  5つの架空の人生に名前をつけよう。

  何をしたら、何になったら楽しいだろう?

  名前を付け終わったら、5つの架空の人生の中から一つを選び、

  その人生に近づくことができる一歩が、現在の人生の中にあるかどうかを

  見てみよう。

  例えば、ファッションデザイナーであるなら、

  生地を扱う店を訪れることを楽しめるかもしれない。

  一歩が「小さい」こと、リストが義務ではなく「喜び」を含んでいることが大事。

 ・「今週の課題」:自分の中の怒りを知る

  「私は○○を怒っている」という文章を5つ完成させる

  その中で最も怒っていることを選び、20分かけてそれについて正直に書く。

  書き終えた後、自分がより明晰になったかどうか見てみよう。

第6週 もう一度「謙虚さ」に火をつける

・[エクササイズ]:謙虚さを実践する

  手に届かないように思える夢に名前をつけよう。

  名前をつける許可を自分自身に与え、夢に向かってほんの小さな一歩を

  踏み出そう。それは、小さな一歩でなければならない。

  小さければ小さいほど良い。

  小さな一歩を踏み出すことがいつも次の一歩を鼓舞するだろう。

・「エクササイズ」:エゴを捨てる

  より信頼できる均整のとれたアイデンティティへの最短ルートは

  ペンと神を通しての道である。あなたを喜ばせる興味を10個挙げよう。

  その中には驚かせ深い満足をもたらすものもあるかもしれない。

  本物の自己の方向へあなたを差し向ける。

  今の興味は自分自身の子供じみた部分につながっている。

・完璧主義と正しさは、創造性の敵

  完璧主義はごくありふれており、第二の人生を歩き出す多くの人にとって悲劇的な妨害装置だ。「もう年をとっている。だから慣れていて上手にできることをやる方がいい。練習する時間もないんだから」と決めつけるかもしれない。

  だが、創造性とは二歩進んで一歩下がるぎこちないプロセスだ。「自分にはできないと思っていることをしなければならない(エレノア・ルーズベルト)」  

  完璧を期すよりも挑戦することの方が大切だと言ってくれる人は誰だろう?そんなサポートを求めてよい。

  助けを求めて可能性を広げる

  創造性を阻止されているほとんどの人は不安にとらわれる癖を持っている。 

  「もし、○○したら・・・?」

  「もし、何かの創作活動をしてけなされたらどうしよう・・・?」 

  「自分が愚か者のように見える」

  このような思考は否定的な妄想においてのみ起こる。

  創造性をせき止められている人は、始める前に恥ずかしくなり

  自分が背を向けようとしている夢が、その後も自分につきまとい続けることに

  気づかない。

  サポートしてくれるメンターを積極的に探し直接会って、

  メンターとして認めることができれば前に進めるだろう。

  声を上げて助けを求める勇気を出さなければならない。

  「重要なことは実行すること。助けを求めることは怖いかもしれないけど、

  なんとか声に出すこと。

  どんな言い方でもいい。完璧である必要は全くない」

  支援やアドバイスがほしい一つのジャンルを探そう。一つの小さな質問や得たい情報を選択し、その人物に接触しよう。

 

第7週 もう一度「回復力」に火をつける

・[エクササイズ]:神の概念

  子どもの時に想像していた神の性質を素早く10個列挙しよう。

  次に、あなたが考案する創造的な神の性質を10個列挙しよう。

・「エクササイズ」:問いかけ、答えを受け取ろう

  創造的な神を考案したら、開かれた心で助けを求めてみる。

・運動という投資をする

・自然の中で創造的になる

第8週 もう一度「喜び」に火をつける

・[エクササイズ]:許す

  自分自身を許す必要があると感じるものは何ですか?3つの過去の状況をメモする。痛みを感じるものはどれですか?掘り下げて自分に思いやりを示してあげる。

・[エクササイズ]:気まぐれのパワー

  自分自身や人生をあまりに深刻に考えすぎている。

  現在、自分自身に禁じている楽しみを10個列挙しよう。

・[エクササイズ]:ユーモア

  あなたを笑わせるものは何ですか?遠慮なく興じよう。

・ペットが心を満たす

・贅沢はコストではない

・料理で生まれる創造の喜び

  あなたの中や周りにまだ残っているすべての美を思い、

  幸せになりましょう(アンネの日記

  何が贅沢かは一人一人異なる。料理、田舎への列車旅、腰のマッサージ

  本物の贅沢がどのような形をとろうと私たちに新たな創造性の贈り物をもたらす。

  活気に満ちたアイデアが流れ込んできて新しい革新的な考えが私

  たちのものになる。

  私たちの内部に住むアーティストは小さな贅沢の行為に応答する。

・[今週の課題]:贅沢を楽しむ

  自分への質問:私に幸せをもたらすものは何だろう?

  過去、様々な時点で幸せをもたらした物事を列挙する。

  どれが最も鮮明な思い出か?

  どうすればそれを今日のあなたの人生に持ち込むことができるか?

第9週 もう一度「動き」に火をつける

・生産性を再定義する

・私たちは偉大なことなどできない。偉大な愛を持って些細なことをするだけだ。(マザーテレサ

・ガス抜きの日々も必要

・自分に賄賂を贈る

・[エクササイズ]:生産性  以下の質問に答えよう

  ○○の時、生産的だと感じたものだった

  ○○の時、今の私は生産的だと感じる

  もし○○ならば、生産的だと感じるだろう

  私はひそかに○○するのを好んでいる

  何かを始めるための私への賄賂は○○である

・行動以上に素早く不安を減少させるものはない

・[エクササイズ]:行動する

  夢見ている5つの主な活動を列挙しよう。

   世界旅行、家の建て増し、自画像を描く、小説を書く、ドラムたたきを学ぶ

  次に列挙した大きな活動を推し進めるためにできる小さな活動を5つ列記しよう。

   旅行代理店に行く、建築雑誌を見る、スケッチする、

  活動は小さければ小さいほど良い。初歩的な一歩は活動的な一歩だ。

・[エクササイズ]:自分自身の世話をする

  ①他の誰かの「充電器」だったことがあるだろうか?

   新しい人間関係をつくることに多くのエネルギーを注いだ経験を3つ挙げる。

   その人間関係について5分間書いてみる。

  ②自分をダメにするもの、自分自身のためにはめったにやらないことを10個挙げる

   その中から一つ選んで実行する。

・小さな一歩が次の一歩をつくる

  次の正しい事を行なうと、動きのサイクルが開始され、

  ほとんど、魔法のように感じることがある。

  手がかりとは、ちっぽけであなたの目の前にあるものだ。

第10週 もう一度「活力」に火をつける

・健全な自分勝手を試す

・体の衰えとうまく付き合う

・自分自身を愛することが生涯のロマンの始まりである

・[エクササイズ]:あなたの健康のために

  身体的、感情的、精神的な健康のためにできることを5つ挙げよう。

  日課にその中の一つ以上を追加できるか?

・[今週の課題]:痛みをエネルギーにする

  意欲的な新鮮な目を持って選択肢を探せば、そのエネルギーを

  肯定的な生産的行動に導くことができる。

  自己検閲ができないように素早く書くこと。

  本当のことを言えば、私は○○にイラついている。5つ書き出す。

第11章 もう一度「冒険心」に火をつける

・旅で自由にたどり着く

  楽しそうに聞こえる大旅行は○○だ。

  楽しそうに聞こえる小旅行は○○だ。

  私はずっと○○を見たいと願っていた。

  私がもっと多くの時間を過ごしたい場所は○○だ。

  家の近くで〇〇を探求するのが好きだ。

  ○○と一緒に旅をするのは楽しそうだ。

  ○○と一緒に旅をしたくない。

  旅に関する一つの心配事は○○だ。

  旅が私を刺激することは、例えば○○だ。

  たぶん、私は○○への旅を計画すべきだ。

第12章 もう一度「信頼感」に火をつける

・[エクササイズ]:若さの泉

  ○○の時、私は若いと感じる。  

  若いと感じさせたアクティビティを10個思い出し、その中の1個を実行しよう

・すべての人が天才である。けれども木登りの能力で魚を判定したら、

 魚は自分が愚かだと信じて一生を過ごすことになるだろう。(アインシュタイン

・人生は、今日の魔法の積み重ね、一日一日をやり遂げる

・いかに長く生きようが年をとってはならない。偉大な神秘を前にして

 好奇心旺盛な子供のように立つことをやめてはならない。

  (アインシュタイン

・一年の中でどうにもできない日は2日しかない。

 一つは昨日、もう一つは明日と呼ばれている。(ダライラマ

・[エクササイズ]:ただ今日のために

  今日にとどまるのは、「言うは易く、行なうは難し」

  目の前の一瞬に集中することができればそこに見出させる魔法が必ずある。

  私たちは、過去へと後方にジャンプしたり、

  未来へとz先方にジャンプしたりする。

  次のステップが自分にとって大きすぎると思うが、

  今日という日に集中すれば何が達成できるかが見えてくる。

 

【完】

伝え方が9割  佐々木圭一著

副題:人の心を揺さぶる「伝え方の技術・魔法」

 

・個人の発信力が求められている時代

 今まで受けてだった自分が、突然発信力をもった時代はかつてなかった。

 その理由は、

 「組織への疑い」「情報の洪水」

・「イエス」に変える3つのステップ

 ステップ①:自分の頭の中をそのまま言葉にしない

 ステップ②:相手の頭の中を想像する

 ステップ③:相手のメリットと一致するお願いをつくる

・「イエス」に変える「7つの切り口」

 ①相手の好きなこと

   例:デートしてください

    ⇒驚くほど美味いパスタの店があるんだけど、行かない?

 ②嫌いなこと回避

   例:芝生に入らないで

    ⇒芝生に入ると農薬の臭いがつきます

 ③選択の自由

   例: この案どうですか?

    ⇒A案とB案がありますがどちらがよろしいでしょうか?

 ④認められたい欲

   例:残業お願いできる?

    ⇒きみの企画書がささるんだよ。お願いできる?

 ⑤あなた限定

   例:ミーティングに来てください

    ⇒他の人が来なくても○○さんだけは来てほしい

 ⑥チームワーク化 

   例:勉強しなさい

    ⇒一緒に勉強しよう。ほか、

     みなさん、私といっしょに授業をつくりましょう。

 ⑦感謝

   例:トイレをきれいに使ってください

    ⇒トイレをきれいに使っていただき、ありがとうございます

 ※①~⑦お願いは相手との共作だ。

  あなたのお願いを実現させる答えは自分の中にない。相手の中にある。

 ※事例:「自転車を置かないで」⇒「ここは自転車捨て場です」

     「無駄な電気を消して」⇒「一緒に無駄な電気消すようにしない?」

・「強いことば」をつくる5つの技術

 ①サプライズ法:語尾に「!」をつける

 ②ギャップ法:

   これはあなたの勝利だ

    ⇒これは私の勝利ではない、あなたの勝利だ(オバマ大統領)

   私は味方です

    ⇒誰もが敵になっても私は味方です

   ここのラーメンは旨い

    ⇒他の店がまずく感じるほど、ここのラーメンは旨い

 ③赤裸々法

   あなたが好き⇒唇が震えてる。あなたが好き

   お腹がすいた⇒何も考えられない、お腹がすいた

 ④リピート法:相手の記憶にすりこみ、感情にのせる技術 

   さいた さいた チューリップのはなが・・・

   旨い 旨い・・・

 ⑤クライマックス法

   「これだけは覚えておいてほしいのですが・・・」

他人とうまくやっていく 対人関係28のルール  アラン&バーバラ・ピーズ著

著者は、

55の言語に翻訳された世界的ベストセラー

「話を聞かない男、地図が読めない女」の著者

 

副題 あらゆるシチュエーションで、

   人を魅了し、人を動かす、カリスマスキルが

   すべてこの1冊に

   28のルール

 

 

人間の「3つの本質」:誰もが持っている3つの衝動

①人間にとって最大の欲求は、「自分を重要な存在だ」と感じ、

 感謝されたいと思うこと

 ⇒相手に「自分は重要な人間だ」と思わせることができる人ほど、

  相手からpositiveな反応を引き出すことができる。 

②興味の対象は何よりも「自分自身」

 ⇒相手が何を考え、何を求めているかという観点からアプローチする

③「返報性」という自然の法則

 ⇒positiveなものでも、negativeなものでも、

  何かを相手に差し出せば、それはいつかどこかで

  何倍にもなって返ってくる。

 

[ひびいた言葉、ルールを抜粋]

・「本音」でほめる

   会話の途中で相手の名前を呼ぶ。「なぜ」を説明する

   「アラン、君っていい先生だね。

    なぜって、生徒一人一人をよくみているからね」

・上手な質問=オープン型の質問

   「どうやって・・・」「・・・について教えて下さい」「どんなふうに・・・」   

   「なぜ・・・」

  クローズ型の質問

   「いつ・・・」「どこで・・・」「どの・・・」

・会話を続ける:「ブリッジ」

 「具体的には・・」「例えば・・・」「ということは・・・」

 「あたなだったら・・・」

・笑顔:話している相手に対して笑顔を見せると、ほぼ相手も笑顔を返してくる。

・相手に「共感」する

 たいていの人は、自分のことや自分の置かれた状況について、

 他人の共感と理解得たいと思っている。

 相手に共感を伝えるには

 「feel感じる」「felt感じた」「found気づいた」

 と呼ばれるテクニックが効果的。

言ってはいけない「NGフレーズ12」

 ①「・・・みたいな」「・・・のような」→自信がない、自分でわかっていない

 ②「わかるでしょ?」→自分でも何を言いたいのかよくわかっていない

 ③「奥さん」「旦那さん」→パートナーを人として尊重していない

 ④「本当の話」「率直に言って」「正直なところ」「ぶっちゃけ」「マジで」

   →本音を隠そうとしている、誇張、うそをつこうとしている

 ⑤「当然」→同意を強制しようとしている

 ⑥「べき」「はず」→同意を強制しようとしている

 ⑦「悪くとらないでほしいんだけど」→批判的なことを言おうとしている

 ⑧「私見ですが・・・」→独りよがりな意見を言おうとしている

 ⑨「○○するつもりはないんだけど・・・」→まさに○○しようとしている

 ⑩「頑張ります」→期待しないでください

 ⑪「全力を尽くします」→全く申し訳ないと思っていない

 ⑫「申し訳ないですが・・・」→全く申し訳ないと思っていない

・会話に取り入れたい「魔法の言葉12」

 ①発見 ②約束 ③愛 ④証明 ⑤成果 ⑥節約 

 ⑦簡単 ⑧健康 ⑨金 ⑩新しい ⑪安全 ⑫あなた

●不安は時間の無駄

 87%=実現しない

 7 %=実現する

 6%=自分の力ではどうにもならない

 私たちが日々感じている「不安」の大半は実際には起きず、

 実際に起きることに対しても私たちができることはほとんどないということ。

 不安に対してあれこれ気をもむのは時間の無駄でしかない。

 不安=FEARの正体

 F=False:うその

 E=Evidence:証拠が

 A=Appearing:見える

 R=Real:本物に

 不安とは、起こってほしくない状況を想像することによって生じる身体反応。

 起こってほしい事だけを考えるのです。

 起こってほしいことは、考えない限り実際に起こることはまずありません。

・スピーチで人の心を動かす 

 ①やれやれ:退屈だと決めつけている聞き手を揺さぶり注意を引き付ける

       ドラマチックでユーモラスな印象に残るエピソードやセリフ

 ②なぜその話題に?:エピソードやセリフを取り上げた理由を伝える

 ③例えば?:話が事実であり、なぜそれが大切なのか、

       3つのポイントに分けて伝える

 ④それで?:「さて、私が申し上げたいことはこういうことです。・・・」

・情報の定着率

 耳だけ=10%

 目と耳=51%

 目と耳と感情=92%

・相手の心をつかむ「必勝ボディランゲージ10」

 ①両手のひらを上向きにする

 ②手の指をぴったり合わせる

 ③ひじをゆったりと開いて座る

 ④相手のパーソナルスペースを尊重する、相手との距離を保つ

 ⑤相手のボディランゲージをまねる:ミラーリング

 ⑥相手の話す速度に合わせる

 ⑦腕組をしない

 ⑧相手のひじをタッチする

 ⑨相手の名前を復唱する

 ⑩自分の顔を触らない:情報を隠したり、うそをついたりしている時、触る

 

[一番大事なこと]:実践しよう

バケツの水を入れ換えよう

私たち人間は、生まれたその日から訓練する「トレーナー」によって

条件付けをされている。

その条件付けはささやかものだが、繰り返しによって私たちの無意識に入り込み、

将来訪れるであろう決断の時に備えて蓄えられる。

守ってくれるものもあり、成長を阻むものにもなる。

私たちは条件付けによって精神的、感情的な鎖につながれることになる。

メディアが発する警告は、

かすかに聞こえるものでも反復して聞かされることで

私たちの思考回路に組み込まれていきます。

繰り返し聞かされるのは、

「自分に何ができるか」ではなく「自分に何ができないか」だ。

否定的な条件付けの反復で成功から遠ざけられてしまったのです。

 

現在のあなたの習慣や人生に対する態度=「バケツの中の水」だと想像してみる。

習得した新しいスキルや前向きな取り組み方の一つ一つ=「小石」だ想像してみる。

あなたは、小石をバケツの中に一つ一つ落としていきます。

あふれ出た水は現在の否定的な習慣、態度。

水のほとんどが小石に場所を譲って、

バケツは前向きなスキルや態度習慣でいっぱいになる。

高いレベルで他人とかかわり、よりおもしろく影響力のある魅力的な人物になり

他人を前向きな決断へと導いていくためにはこれらの小石が必要だ。

毎日一つのスキルを取り上げて

それがあなたという人間の一部になるまでトレーニングを繰り返せば

新しい習慣が身に付き、それは生涯失われることはない。

いまこそ、negative習慣からpositive習慣に置き換え、

ゾウのトレーニングと同様に「反復学習」「positiveな行動の実践」することで、

「できる」ことがあなたの「習慣」になるのだ。

 

人生の9割は逃げていい  井口晃著

 

「逃げる」ことで理想の毎日を手に入れる35の方法

 

自分に響いた「逃げる」の抜粋

 

・逃げることで「ワクワクする生き方」ができる

 逃げることで限界がなくなる、見えない限界は自分がつくっているのです。

・今見えているものだけがすべてではない。

・アイデアが浮かんだら走り出す、目標の6割達成できればいい。

 それくらいの気楽さで動き出してみる。

・小さな会社で働き、ビジネスの全体像を学ぶ

・卒業アルバムを捨てろ。昔の自分を断ち切り成長できる場に身を置いてみる

・「環境はどんどん変える」

 環境を変えるということは、自分を変えるチャンスだ。

・「背伸びする」

 自分がちょっと背伸びする場所に引っ越すのだ。

 そこに住んでいる人に近いセルフイメージをつくることができる。

・「古いものは捨てて、昔の自分にサヨナラする」

 古いイメージから逃げ、常に新しい自分にアップデートしていく

 無意識にこれは10年前に買った財布だという記憶がよみがえる、

 と同時に10年前の自分のことも思い出してしまう。

 財布も、服も、パソコンも古いものは捨て、2年くらいで買い替える

・「高いセルフイメージをつくるためには、

 理想の自分にふさわしいものを持つ必要がある」

 いいものを食べても結局財布が安物だからな、

 と思ってしまってはセルフイメージが引き下げられてしまう。

・「自分に投資する」

 セルフイメージを高められることにお金をつかうこと

・「あれも欲しい」「これも欲しい」という気持ちを大切にする

 あなたの周りにあるほとんど物は欲望から生まれている。

・お金を稼ぐことは世の中の役に立つということ

 お金=信頼×人間関係×悩みを解決できるスキル

・「ぐずぐず癖から逃げる」 

 「やらないとどうなるか」を考える

・「悪い気分から逃げる」

 一つの失敗を深刻にとらえない、徐々に頭の隅に追いやっていく、

 そのために何か違う行動をとってみる。

・「すべての結果はenerg次第で決まる」大事にしていることは、

 健康的な身体をつくること

・「自己犠牲から逃げる」

 できないことはしないこと、我慢はしないこと

・「一人で頑張る」から逃げる

 大きな成果を生み出したいのなら躊躇なく人に助けを求めましょう。

 人は頼まれると嬉しいのです。

・「みすぼらしい外見から逃げる」

 見た目は人の人生を大きく変える。外見は一瞬で変えることができる。

 セルフイメージも高まる。

・一度きりの人生、あなたしか生きることのできない人生を生きましょう。

 ストレスなんか、抱えながら仕事をしないでください。

 ストレスを抱える人間関係を続けないでください。

 あなたが本来持っている素晴らしい才能、能力を下げるだけです。

神メンタル  星渉著

副題:「心が強い人」の人生は思い通り

 

・9割の人は誰かの人生を生きている

・何でも上手くいく人は、未来の自分で今を生きている

 

序章_人生の9割はメンタルで決まる

・現状を維持しようとする、今のままでいようとすることがほとんど。

・損失回避の法則、保有効果

  今の状況でも別にそこまで悪くないので変える必要がない、と考えて、

  毎日の選択や行動を変えられない。

・サンクコスト

  せっかくここまでやってきたのにもったいない、

  と過去にかけた時間、労力、お金にとらわれて

  ベストな判断ができなくなる

・確証バイアス(偏見)

  過去にとらわれ今の自分が正しいという裏付け情報を集める

・これまでの毎日と違う選択と行動をすれば、

 あなたの人生は確実に大きく変わる

 

1章_再現性のある思い通りに生きる公式

・思い通りに生きる公式

 現実(未来)=①目的地×②手段×③メンタル

 ①目的地で重要なこと

 ・ここ以外ないというくらい目的地を明確に設定すること

 ・目的地から常に目をそらさない(忘れないようにする)こと

 ②手段は、メンタルを強くすることで自動的に見つかる

 ③メンタルとは、心、自己評価、脳である。

  目的地が明確で、そこに行く手段がわかっていても、自己評価が低いと

  行動に移すことができない。そして現実は何も変わらない。

 

2章_変化を嫌がる人間の機能を科学的に攻略する

・頑張って自分を変える方法ばかり学んでいる

・変わろうとする時何が邪魔をしているのか→「脳」だ

 その脳が最も大切にしていること→「死なないこと」=生命の維持だ

 変化を止めようとする働き、「心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)」という

・目標達成、夢の実現、成功ができた人は、実現したい事につながるチャンスや機会を

 察知する能力に長けていたからだ

・あなたに見えているものはすべてあなたの自己評価に基づいている

 自己評価を持っていない限り、チェンスや機会を察知・認識することができない

 自己評価を変えない限り、無難な毎日から永久に抜け出せない

・現状維持は衰退、と肝に銘じて変化を楽しもう

 

3章_最強の行動力を手に入れて心を強くする

・目指すべき場所の明確化がすべての始まり

・「未来体験シート」で目的地を明確化

 ★「私はこんなことを実現しました」という内容を書く

  ①必ず過去形で書く

  ②必ず測定可能な形で書く

  ③制限をかけず書く

  制限時間10分間

  5年後、3年後、1年後、半年後の順番でそれぞれ実現したいことを書く

  どんな内容でもよい

 ★「あなたはなぜそれを実現したいのですか?」

   上の実現したそれぞれに答える

   理由がないのであればその実現したいことは目的地として

   ふさわしくないということ

   やる理由を書き出して行動の原動力と向き合う

 ・「完成図」をイメージできないとあなたのやりたいことの実現に

   とてつもなく苦労を必要とする、そして諦め、挫折する原因となる

   ジグソーパズルには最初に完成図が必要であるように

 ・人間が得ている情報量の割合は、

  視覚:87%、聴覚:7%、触覚:3%、嗅覚:2%、味覚:1%

  最もやる理由が明確な年の実現したい理想の画像を1日1回見る

  最低でも30枚を1時間以内で集め、スマホ、PCに保存

  毎日1回画像を見ること、忘れないようにするために

  脳の海馬をだまして思い通りに錯覚させる、生きていくのに不可欠

 ・0秒で新しい習慣を定着させる方法

  すでに習慣になっているものと同時に「画像を見る」という行動をして

  条件付けをする

  1枚見るだけでよい

4章_未来の自分を生きると現実が追いついてくる

・「自己評価」は自分で書き換えられるものだから、現状を把握すること

 ★A4の紙に「あなたはどんな人ですか?」

  10分間で50個以上書くこと

 ★その自己評価は、目的地に到達したときの自分(3章の質問)と

  同じ自己評価になっていますか?

  「今この瞬間」を「今のままの自己評価」ではなく、

  「未来の自己評価」で生きることがポイントだ

  →「現実が自己評価に追いついてくる」

 ★1年後のあなたはあなた自身をどんな人だと思っているでしょうか?

  1年後を実現した時自己評価をどのように持っているか?15分間で書きだす

  明文化によって自分の気持ちが動いているということを感じ取ること

 ・一瞬で自己評価を書き換える方法=「体験」すること

  書き出した「1年後の自分の自己評価」を「体験」することで

  現実に違和感を覚える

  →住まいを見に行くなど

 ・自己評価=「自己肯定力」×「自己効力感」

  自己肯定力=どんな自分も自分で好きと思えるか

  自己効力感=自分はできるという自分の能力に対しての評価

  この2つを同時に高める方法こそが、「体験すること」である。

 ・心理学的ホメオスタシス(心理学的恒常性)

  人間の脳は、死なないために常に「安心できる状態・状況」に保とうとする。

 ・自己評価が変わることで、「今の自分」に安心できなくなる

  脳の動きは、

  「安心できない」

   →「環境が変わって死ぬかもしれない」

   →「新しい自己評価に見合った現実を作り出すために動き出す指示を出す」

  脳を味方にすることができないと歯を食いしばって

  意識的に努力して行動しなければならない

 ・目的を明確にして実現するために「モチベーションを上げる」

  逆の状況では、「モチベーションが下がった」から行動できない、となる

  「上がった」モチベーションも、いつかは「下がる」ので、

  絶対に上げてはいけない

 ・目的に向かって行動をし続けるために「上げるべきもの」=「あなたの基準」

  「基準を上げて行動する」=「未来の自分で生きる」

  しかし、自己評価が低いと基準を上げた行動ができない

 ・自己評価を書き換える「インタビューワーク」:2人1組で10分間やる

  インタビューを受ける役:「未来体験シート」で設定した「1年後の自分」が

               実現している設定

  インタビュアー役:「どうやって実現したのか」実現の秘訣を根掘り葉掘り聞く

  最後に(10分後に)

  「それでは、1年前のご自身のようにこれから頑張ろうと思われている方に

   一言、メッセージをお願いします」

  交代して同じことを行なう

 

5章_言葉の力によって現実が変わる科学的な理由

 ・「自分は必ず変化する」という確信=思い込み

  「自分は必ず実現できる」という確信=思い込み

 ・1マイル(約1.6㎞)を4分以内で走破できたイギリス医学生ロジャー・バニスター

  「もう4分を切ることを目指すのはやめよう。

   これからは自分の記録を毎回1/16秒縮めることだけを目標としよう」

  乗り越える壁を変えた

  4分という「とてつもなく不可能といわれている壁」

  ⇒たった1/16秒という「これならできると思える壁」

  「絶対にできない」と思い込んでいたものが

  「いや、できるんだ」と分かった瞬間に何百年もできなかったことが

   できるようになった。

 ・思い込みが変わると実現できる:思考は現実化する

  意図的に「今の思い込み」を変えることが出きれば、「今」も変わる

 ・思い込みのメカニズム

  ①体験 ②考え方 ③視点 ④感情・思考 ⑤行動 

  ⑥行動にふさわしい結果がでる ⑦強化

 ・アファメーション:自分自身に「肯定的な言葉で宣言する」こと

  「自分はこういう人間だ」「こういうことを実現する」という言葉を唱え

  何度も自分の脳に投げかけ考え方を強制的に変える。

 ・アファメーションを行なう上での注意点

  ポイント1:現実的な目標を宣言する(実現確率50%程度)

  ポイント2:肯定的な言葉で宣言する

       人間の脳は、否定語を認識できないという特徴がある

       ○○をイメージしないでください→○○をイメージしてしまう

       「しないでください」という行動を否定する言葉を脳は認識できない

       煙草を吸わない→私はノンスモーカーになった

  ポイント3:現在完了形の言葉で宣言する

        もうすでにその状態である

        「お金持ちになる」=今はまだお金持ちではない、という含み 

        →「お金持ちである」

  ポイント4:臨場感が伴うイメージを作り上げる

        脳は細部まで鮮明にイメージをつくると

        それが現実に起きた時と同じような生体反応を起こす

  ポイント5:朝と夜、毎日30秒のアファメーションを繰り返す

        鮮明なイメージを思い浮かべる

        紙に書く

        鏡の前に立って自分の目を見て宣言

 ・目標を紙に手で書く

  手書きは、キーボードでタイプした場合より、42%達成率が上がることが分かった

  脳に対して刺激を与えるレベルが違う

  目標を持っていて紙に書いていたハーバード大学元学生(3%)の卒業後の平均年収

   =残りの元学生(97%)の平均年収×10倍

 ・捨てる言葉

  「でも」「だって」「わからない」「難しい」「できない」

 ・付き合う人で人生は変わる

  自分の理想を実現している人に教えてもらうち、実現することのハードルが下がる

  

6章_悩みの種となる負の感情を取り除くエモーションコントロールの極意や、

   メタ認知力を鍛えるトレーニング法

 ・「不安」、「緊張」は簡単にかき消すことはできない。

  「不安になったっていい」「緊張したっていい」「人間だから当たり前」

  と自分を認めてあげること

 ・いつまでも悩み続けないためには「頭の中で考えるな」 

  脳は、一つの問題を何度も何度も頭の中でリピートするという癖がある 

  →「脳の外で考える」=「紙に書く」

 ・相談するあなたと、その相談にアドバイスを与えるあなた、の会話を紙に書きだす

 ・「メタ認知能力」:自分自身の認知活動を第三者の客観的視点から理解し

           コントロールする力

 ・メタ認知能力を鍛えるトレーニン

  (1)メタ認知を活用する方法

     ・自分自身を上空から客観視する(イチロー選手)

     ・紙面上の会話

     ・empty chair

  (2)メタ認知能力を高まるためのトレーニン

     鏡に映る自分を見て

      「今日もいい表情しているね」「今日もよく頑張った!」

      「無理していない?」などと話しかけることでメタ認知能力が鍛えられる

 ・「負の感情」が生まれている時は、「今」を生きていない証拠

   対処法は「何かに没頭する」こと

 ・「マインドワンダリング」

   意識が過去やまだ起きていない未来に行ってしまって感情が安定していない状態

   私たちは、今を生きていない時間は、1日の43%もある

   過去の出来事、まだ起きていない未来にとらわれる、

   すなわち「今」に意識がないと、感情がぐらつく。行動も止まる。前に進めない

   「今」に集中することで負の感情はコントロールすることができる。

   「思い」を巡らすのは過去でもなく未来でもなく「今」である。

 ・最大の難敵「自信がない」を攻略する:後天的に作り出すことができる

  (1)自分でやろうと決めたことができたという経験をした時:1次自己効力感

     できた物事の大小を問わない、自分で決めたことを自分でできたと認識する

     できたら声に出して「できた!」

     普段から細かくタスクを書き出して完了したら「棒線で消す」

  (2)できることが増えれば増えるだけ自分のことが好きになる:2次自己効力感

     自分を知る、この未来を自分なら実現できるはずだ

 ・本当の安心を感じることができるのは、

   「承認」「挑戦」「つながり」が満たされたときである。

   自分で自分自身を認め、他人の役に立つことを実感して承認を実感し、

   付き合う人を選ぶことによってつながりを満たし、

   自分を成長させることや新しいことに挑戦してみること。

   毎日給料が支払われて安定した生活だという会社員ほど、

   半面、先行きが不安だと口にしている。

   これは本当の安心を得られてない証拠である。

   きっと挑戦という感情が満たされていない。

 ・「神メンタル」は最高の反射から生まれる

   行動を起こし、自分自身の変化が始まると

   途中で心が折れるような出来事に見舞われ、

   行動が止まる人が多い。

   自分が実現したいことを実現している人は、

   これを乗り越えて動き続けている。

   何が違うのか?

   「反射」の違いだ。

   自分の身に起きた出来事は、よい出来事でも悪い事でも

   反射的につまり意識することなく、機械的に良いことだ

   と捉えられるようになっている。

   神メンタルを持っている人が

   「意識しないで機械的に」行なっている反応とは・・・

   「それはラッキー!」・・・

     自動的にその出来事のラッキーな部分を探し始める

   「ツイてるじゃん!」・・・

     自動的にその出来事のツイてるな部分を探し始める

   「ありがとう!」・・・

     自動的にその出来事の感謝すべき部分を探し始める

 ・起きた出来事に対して意味づけをすること・・・「フレーミング」:心理学

 ・ 神メンタルを持っている人は、

  すべての物事に良い意味を見出すことができるから心が折れない。

  どんな出来事に対しても良い意味を見出すフレームの「言葉」を

  口にしてしまう。

  人間の脳は自分が設定した理由を探す力があるから、言い続けること。 

  例えば、朝起きてから出かけるまでの間、

  ずっと「ツイてる」と言い続けることにする。

  そして「癖」にしてしまう。

  松下幸之助は人材採用する際の質問は「あなたはツイてる人ですか?」

 

終章_幸せになる権利は誰にも奪えない

・人は最終的に20%のことしか頭に残らない

エビングハウス忘却曲線」とは

  20分後  :出来事の42%を忘れてしまう

  1時間後 :56%を忘れてしまう

  1日後  :74%を忘れてしまう

  1週間後 :77%を忘れてしまう

  1か月後 :79%を忘れてしまう 

・対策として、目標を忘れない工夫をする

 ⇒「試してみたいは即実行」

   例えば、読んでいた本をその場で閉じて即実行する!

       最後まで読む必要はない。

       読み終えてからやろうではすでに忘れてしまっている。

・「教えるために学ぶ」ではなく「学ぶために教える」

 「知識の5深度」とは:

  ①何も知らない

  ②聞いたことがある

  ③知っている

  ④できる

  ⑤教えられる:

   →自分自身が実現したいこと、

    変化を起こしたいこと、

    手に入れたいこと

    を手にするために、本などで得た知識を人に教えてあげること

・目標は更新するためにある、

 なぜなら伸び悩みや頭打ち感に襲われ成長が止まってしまう。

 目的地に到達したら、次の目的地に到達するために必要な自己評価を更新すること

・実現するまでやり続ける・・・自分自身が手に入れたいことを実現するための方法

 →これは失敗するわけがない。しかし、単純に行動し続ければいいわけではない。

・お金だけでは人は幸せになれない・・・「富の限界効用」

 得たお金をどのように使ってどんな幸せを感じたいのか、

 自分の幸せから、幸せの軸から、目をそらさないことが大事。

 

【最も大事なこと】

・いつもの日常に戻ると、結局は同じことの繰り返しで目標も忘れてしまう。

 忘れないこと。行動すること。

アランの幸福論 神谷幹夫著

なぜ、生きることが辛くなるのか?

ただ一つのことに本気になってみよう。

ゲーテを引用

「青春が追い求めているものを老年は豊かに得ている」

落ち込む人は、本気になってただ一つのことを求めなかったからだ。

本気になることのよさは、先のことを考えないことだ。

過ぎ去ったことを考えないことだ。

今までの教えられた利口さではどうにもならないから人は本気になるのである。

すべてを自分が握っているということだ。

それに目覚めること。

考えるのは、出発してからでも遅くない。

勢いづいている馬でなければ連れていくこととはできない。

船も推進力がなければ舵が取れない

何としても出発する必要があるのだ。

どこへいくかを考えるのはまず出発してからのことである。

魂たちは、大草原に連れていかれる。

そこでそれぞれの運命を選びとらねばならなかった。

お金の欲しかった人はお金の入った運命を

賢者たちは、地道な運命を

一生涯自分の欲望を追いかけ回した人たちは御馳走のお皿しか目に入らなかった。