努力不要論 中野信子 著
副題:脳科学者が解く!がんばっているのに報われないと思ったら読む本
もう、無駄な汗は流させない
ニートは日本が世界に誇る資源だ!
人間は誰にでも才能がある!
すり減らさずに夢は叶えられる!
「好きだからやってるだけですよ、で終わっといた方がええね。これが復われるんだと思うとよくない。これだけ努力しているのに何でってなると腹が立つやろ。人は見返り求めるとろくなことないからね。見返りなしでできる人が一番素敵な人やね。」
■ 報われる努力のシンプルな方法
①目標を設定する
②目的を達成するための戦略を立てる。
③そのタスクを一つ一つ処理していく。
■「意志力」は夢を叶える原動力
・自分なりの才能、評価軸を見つけ、戦略を立案できたとして
目的に向かって実行していくとき、必要なことものが「意志力」である。
・「意志力」とは、目的や目標のためにタスクを地道にこなす、
あるいはそのために自制したり我慢する力のことです。
戦略に基づいた行動をするには必要不可欠な要素です。
・素質がないのに努力するのは端的に言って愚かな行為です。
■「ミラーニューロン」
・自分が行動しなくても他人の行動をコピーして同じような感覚を得ることができる
ニューロンのこと
・自分の脳の回路を変える手っ取り早い方法
→理想とする人物の振る舞いを徹底的に細部に至るまで真似していく
というのが一番の近道
■人は自分の人生を振り返った時、次の同じ後悔を口にする
①「あんなに一生懸命働かなくてよかった」
→仕事ばかりせずもっと家族と一緒に過ごせばよかった
②「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てばよかった」
③「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
・世間でうまくやっていくために自分の本当の気持ちを殺していた結果、
可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念。
・「幸福は自分で選ぶもの」と気づかず、
旧習や常識に馴らされてきた生き方を「快適」と思ってしまったこと。
・そんな後悔をどうすることもできないまま亡くなっていくのです。
これでも、自分の気持ちに反した努力を続けようと思うのでしょうか?