天風成功金言 至言100選 中村天風成功手帳より

君に成功を贈る の巻末にある
中村天風 成功手帳
天風成功金言 至言100選 より

●目にふれるすべての物は一切合財すべて人間の心のなかの思考から生みだされる。

●人生は心一つの置きどころ。人間の心で行う思い方、考え方が人生の一切を良くも悪くもする。

●人間は進化と向上という、偉大で尊厳な宇宙法則を実現化するために、この世に生まれてきたのである。

●人間の心は、人生の一切をよりよく建設する力があると同時に、また人生をより悪く破壊する力もある。

●自分の人生を建設せんとする意気込みが、やがて世界中の人間の人生を建設することになる。

●真理は足元にある。

●健康や運命に関係なく、いつも元気でいられるのが人間である。

●人間の力でどうにもしようがない運命というものはそう沢山あるものではない。

●運命には二種類ある。どうにもしようのない運命を天命と言い、人間の力でうち開くことのできるものを宿命と言う。

●人生を光明あらしめんがためには、第に宿命を統制し、天命に安住することである。

●人間は、健康でも、運命でも、それをだんぜん乗り越えていくところに、生命の価値がある。
●広大無辺の大宇宙よりも更に心は大きい。

●運命に対しても、健康に対しても、あくまでも自己に絶対の責任がある。

●人生はどこまでも生かされる人生であっちゃいけない。生きる人生でなきゃいけない。

●一日の人生に生きるときに、お互いに勇気づける言葉、喜びをわかちあう言葉、聞いても何となく嬉しい言葉を言い合おう。

●理想は、その人を偉大にも、はたまた、きわめて価値なくもする原動力をもっている。

●「百害あって一利なし」というのが取り越し苦労。

●ほんとうに楽しいときには、楽しいなんて気持ちは湧かないで楽しい

●意志の強いっていうのと、強情っぱりとを同じにしてはいけない。

●二度と生まれることのできない人生の刹那刹那は、自分というものがいつも完全な主人公でなければならない。

●欲望には苦しい欲望と、楽しい欲望の二色ある。

●「ああなったらいいな」という念願だけを心に炎と燃やさないで、もうすでに成就した気持ちや姿を自分の心に描け。

●簡単に得たものは失い易い。

●筆を洗った真っ黒なコップの水も、水道の蛇口のところに置いて、ポタリポタリと水を落とせば、
一晩のうちにきれいになってしまう。

●事業をしている人、その心に信念があるか。
●たとえ事業がうまくいかない時でも、間違いがあったのを天が教えてくれていると考えなさい。

●事業をしている人、世のために貢献するというのが、最後の目的であるか。

●どこまでもまず人間をつくれ。それから後が経営であり、あるいはまた事業である。

●事業に成功するには、自分の欲望から離れて何かを考え、その通りに実行することである。

●その道はその道を知った者から説かせることが一番いい。

●恵まれた幸運にいい気になって、自己研磨を怠ってはだめだ。

●自分の心の中に少しでも消極的なものを感じたならば、断然それを追い出してしまわなければならない。

●自分の使っている言葉によって、自分の気持ちが非常に鼓舞奨励されたり、あるいはスポイルされたりする。

●鏡に曇りがあれば、物は完全に映らない。

●恐ろしいと思っているのは、自分の心なのだ。

●蒔いたとおり、花が咲く。

●感謝に値するものがないのではない。感謝に値するものを、気がつかないでいるのだ。

●楽しいという心のあるときには、辛い、苦しいという心は同居しない。

●自分の腹が痛いのを、隣のおばさんの腹が痛いように感じなさい。

●太陽の光線は、美人の顔も照らせば、犬の糞も照らしているぜ。

●恐怖の世界に生きることほど、値打ちのないことはない。

●自己は心の主人である。

●鉛は鉛、金は金。鉛に金メッキして、俺は金だというような顔をしなさんな。

●気の弱い人が病にかかるとどうしても長引く。

●暗かったら窓を開ける。 光がさしてくる。

●ジンクス、易、縁起、そのほか迷信的な行為をする人は、自分に消極的な暗示をかけている。

●理想の中に描く絵は、もう確実に現実化したものであらしめなければいけない。

●「暑いなぁ〜、やりきれないな」でなく「暑いなぁ〜、よけい元気がでるな」と言いなさい。

●安っぽい見切りを自分につけないこと。

●人の心はその人をつくりもし、また、壊しもする。

●積極ということは、よほど注意を慎重にしないと、えてして制約のない楽天主義になる。

●大山鳴動し来るとも、ニッコリ笑っていられるような心の強い人間が欲しい。

●どんなに毛のはえているで心臓であろうと、大食いな胃であろうと、あやつり人形と同じである。

●仮にも「できません」 「うまくいきません」「駄目だ」とか言わないこと。

●勇気というものは、人生を統一する一切の基礎なのだ。

●生きがいのある人生に生きようとするならば、何よりも一番戒めなければならないのは心配や悲観である。

●自分が心配、怖れたりしている時、「いや、これは心の本当の思い方、考え方じゃない」と気付きなさい。

●どんな些細なことでも感謝を先にして喜びで迎えたなら、黄花咲くる喜びの世界になる。

●水源のない川はない。

●人生とは、自己の命に喜びをできるだけ多く味わわせるようにするところに、本当の生きがいがある。

●花の咲いている根元にこのきれいな花を咲かせる養分がある。

●現在の人生はたった今から、できるかぎり完全な状態で生かさなければならない。

●心の態度が積極的になると、心の力が不可能を可能に逆転せしめる。

●良いことはまねしなさい。

●金持ちみんな幸福か。

●モデルが完全であってこそ、作品も完全なものができる。

●今日一日、怒らず、 怖れず 恋しまず。

●心に犬小屋みたいな設計を描いて、 宏壮な邸宅などできるはずがない。

●嬉しい、楽しい、有難いという言葉を言った時には、なんとも言えない快さを、その気持ちの上に感じる。

●いかなる種類の享楽にせよ、絶対に他の人の幸福を妨げるものであってはいけない。

●自分で考えて考えきれないことはするな。

●生きることの努力のみに追われ、生活の中の情味を味わわないと、真の生きがいというものを感じない。

●信念の力というものは、諸事万事を完全にする、根本的な要素である。

●神社でも、寺でも、みんな人間が建てている。

●心というものは、熟練した技師が手足の動かすように精巧な機械を動かすように使わなければいけない。

●毎晩寝がけに、私はこう言っている。「今日、本当にありがとうございました。本当にうれしく、ありがたく、これから休ませていただきます」。

●具合の悪いときに具合が悪いと言ったら治るか?

●この世の中は、苦しいものでも悩ましいものでもない。本質的に楽しい、うれしい、そして調和した美しい世界なのである。

●何かしら不都合や不満を感じる場合があるならば、そういう方面から考えないで、それが完全に成った姿を自分の心に描きなさい。

●どうせ死んでしまうんなら、笑って暮らすが得か、泣いて暮らすが得か。

●できないこともやってみるという気持ちが継続されると、一つの理想になる。

● 持たなくてもいい重い荷物を、だれに頼まれもしないのに一生懸命ぶらさげていないか。

●いいがいいと感謝しないんだから、悪いときには余計に悪くなる。

●初一念を貫徹する強い心が成功させる。

●朝起きると、まず第一にニッコリ笑って、「今日一日、この笑顔を崩すまい!」と自分に約束する。

●さびついた車は、油を注いでも回らない。まず、さびを取ることである。

●人間の欲望というものは絶対に捨てることはできない。

●腕に自信のある船乗りは、静かな海より、荒波を乗り切る航海のほうが張り合いがある。

●何を志すにも自己向上を目的とし、しかも自他の幸福のためという広い意味を忘れてはいけない。

●酸いも甘いも噛み分けているはずの年配者の方が悟りが遅い。 余計なこだわりが多くあるためである。

●どんなときにでも本心良心に悖った言葉や行いは断然しないこと

●言葉には、人生を左右する力がある。この自覚こそ人生を勝利に導く最良の武器である。

●お互いに勇気づける、喜びを分かち合う言葉を使えば、この世はもっともっと美しい平和な世界になる。

歓喜の世界に悲哀はなく、感謝の世界に不満はない。

●何事においてもその時の積極的な心の態度が、成功を生みだすことになる。

●できる人とできていない人との相違は、要らない事に全然心を脅かされているかどうかである。

●鉄なお断つべき正宗の名刀といえども、手入れをしなければ錆び落ちる。

●できるだけ積極的な人と交わりなさい。

●病は、忘れることによって治る。

●紙に一本の線を引くにも、丸を描くにも心の在り方如何ですぐ乱れがきてしまう。

 完!!