きっと、よくなる!2 「お金と仕事」編  本田 健 著

どんなときでも楽しむと決める

 「自分が楽しいかどうか」で物事を考えるにする。

 人生は楽しむためにあるから、どんな時も楽しみましょう。

・まずは、自分の「大好き」に正直になる

 自分の大好きなことは何か、意識してみる。

 楽しいこと、わくわくすることを少しづつ始めてみる。

 毎日がずっと楽しくなる。

 幼稚園の子供は全員興奮して一斉に大好きなものを言える

 大人になるにつれ、私たちは「大好きなことがわからなくなってしまう」

 20歳を超えるころには言われたことを従順にこなすロボットのようになってしまう。

・「こういうのがあったらいいな」を探してみる

・「お金を払ってでもやりたいこと」をあなたも探しましょう

・「お金の稼ぎ方を20通り書いてください」というワークをやってみる

 華僑やユダヤ人が成功しやすいのは、頭の中にお金の稼ぎ方のデータベースが

 膨大に整理されているからだ。

 成功しているビジネスは、いくつかのビジネスモデルのパターンの組み合わせで

 できている。どんなに斬新と思えるビジネスであっても、分解して

 一つ一つを見てみると、どれも当たり前のようにこれまであったものだ。

 シンプルな者の組み合わせに過ぎない。

 20の稼ぎ方を座標軸に落とし込んで分類する。

 縦軸:ハッピーになる

 横軸:お金になる

 あるいは、20のうちいくつかを選んで組み合わせると

 ハッピーでお金になるモデルを探し出すこともできる。

・幸せなお金持ちが引き込む5つの流れ

 「人」「情報」「チャンス」「お金」「感謝」

・お金のIQ「知性」の分類

 「稼ぐ」「使う」「守る」「増やす」

 お金のEQ「感性」の分類

 「受け取る」「感謝して味わう」「信頼する」「分かち合う」

・「安定を求める部分」と「変化を求める部分」の両方をしっかり見つめ、

 同じだけ認めてあげて時と場合に合わせて自由に選んでいく

 という感覚が大切で、幸せを決める

・ポジティブ思考を一時的に手放すと、今まで以上にリラックスして仕事がうまくいく

・頑張れない時は引きこもろう

・ライフワーク=コーリング(calling:呼び声)

 自分の中の静かな声を聞いてみるとわかる。日常の中にもサインはいくつもある。

・両親から受け継いだ不要なお金観を手放す

 唯一必要な才能があるとしたら「信じてやり続けること」だ。

 周りが何といっても自分は続けるんだという意志を持っている人に

 ライフワークの神様は微笑んでくれる。

・これから何をやるにしても心から愛情を込められるものを仕事にしてください。

 あなたの人生を最も輝かせてくれるでしょうし、多くの人の役に立つはず。

・「将来の自分が稼ぎ出す力」に投資する

 仕事をやっていくうえで必要な知識、道具、人脈、家などに

 どんどん投資していくことだ。

 その結果、最初の1万円を稼げるようになり、100万円になっていく。

・まずは、百人のファンをつくるコツ

 ①あなたが心から楽しいと思う活動を選ぶ

 ②自分の選んだ仕事を極める:

 ③応援してもらうしくみをつくる:ホームページ、ブログ

・幸せに成功するための8つの勇気

 ①自分らしく生きる勇気

 ②最悪の可能性をみる勇気

 ③最高の自分に出会う勇気

 ④自分の欲しいものを明確にする勇気

 ⑤果敢に行動する勇気

 ⑥周りの人より先に行く勇気

 ⑦変化を恐れない勇気

 ⑧愛情を表現する勇気

・必要のない我慢は勇気をもってやめましょう

・平均的なアメリカ人:7回転職

 定年まで働き詰めという決まりはなく、途中何年か休んでもかまわない。

・夢へは思い切って投資する

・たまには家族で思い切った贅沢をしよう

・仕事がもたらす5つの報酬

 ①経験 ②やりがい ③感謝 ④つながり ⑤お金

・お金がない状態に陥ったことはあるが、貧乏になったことはない。

・「先を見通す力」「段取り力」「行動力」

 ビジネスには3つの坂がある。「登り坂」「下り坂」「まさか」

・理想の1日をイメージして書き出してみる。大切なのは想像力。

 創造しているうちに現実の人生がそちらに引っ張られていくものだ。

 ①あなたはどんなところに住んでいますか?都市部、自然のあるところ、

 ②どういう感じでスタート?

 ③仕事は何をしているか?

 ④収入はどれくらい?

 ⑤どんな仲間と仕事をしているか?

 ⑥誰と一緒にいるか?

 ⑦ランチは誰と食べているか?

 ⑧日中、どんな楽しみ方をしているか?

 ⑨夜は、どのように過ごしているか?

 ⑩どんな気分で眠りつきますか? 

・幸せプログラムのスイッチは、自分が幸せになろうと決めた時に、

 本人しか押せない。

本田健さんがしばらく海外に住んでみようと思った理由は、

 いろんな生き方をしている人達と会って刺激をもらえるからだ。

・「どんなときでも余裕を持つ」=「すべての力を出し切ってはいけない」

 「いつでも自分にはたっぷり時間がある」「お金もたっぷりある」

 と考えて余裕を持つこと。

一つ一つの物事を完了させる癖がついていくと。目の前に100%のエネルギーを

 集中させられるようになる。その象徴が、「靴を揃える」ことだ

 普通の人は目の前のことに意識を100%集中できない。だから成功できない。

 仕事をしている時に別のことを考えている。

 そこら中に意識が散っていて、エネルギー漏れを起こしている状態だ。

 だから、「いつも何かに追われているような感じ」があるのだ

・誰かに頼り、助けてもらう達人になる

・自分(夫婦)主催の食事会・パーティを開いてみる

 あなたを中心に人のつながりができていく、いろんな情報チャンスが

 あなたのところに自然に集まるようになる。

 来週末お宅に友人を招いてのパーティはいかが?

・「無駄=人生の豊かさ」だと考える

 部屋にお花を生ける、アロマキャンドルをつける、

 こんなの何の役にも立たないけど面白そう!ということにお金をかけてみる

3秒で決断を下す練習をする

 正解はないのですから、どちらでもいいのです、直感を使えばいい。

 それぞれの選択で全く違う人生になる可能性はあるでしょうが、

 どのみち、もう一方の選択肢がどうだったかと検証する手立てはないのだ。

 いざ、決断したら、その道でできる最高のことをやればいいのだ。

 とりあえず今は決めないでおこうというのは「先送りにすること」を

 決めているのと同じで、たいていの場合、それは最悪の決断なのだ。

 あなたの人生で決断せずにずるずる引きずっていることはありませんか?

 それでは今から3秒で決めましょう。

 ・批判されることへの不安や怖れはあるが、自分の器を大きくするチャンス

 「相手によく思ってもらいたい」という気持ちを手放すのも大切。

 「自分を嫌いになる自由を人に与える」だけの器量があるかどうかが、

 試されている。

 どんな批判が来てもその本質をしっかり受け止めて感謝できるようになると

 あなたはより自由に人生を生きられるようになる。

・爽やかな「ノー」が言えるようになると他のことも楽しくなってくる

 自分がイエスと言ったことを今まで以上に楽しめる。

 人によくしたい、喜んでもらいたいと考える「いい人」ほど、ノーと言えない。

・個人コーチをお願いする

 幸せに生きるため、最高の人生のため、自分の現在地を正確に把握し、

 目的地をはっきりすること。

 自己投資だと思ってトライ

・いつでも別の選択肢があることを忘れない

 3回深呼吸して、「いつでも私は違う選択をすることができる」

 「自分には無限の選択肢がある。このままの状況を甘んじて受ける必要はない」

 そうすると不思議なことに状況が変わったり感じ方が変わったりするものだ。

・人生の収穫はじっくり実るまで待ちましょう。

 くれぐれも植えたばかりの種を掘り起こしたりしないでください。

・自分に対して日常的に繰り出す質問の質が人生の質を決める

 「今の状態から、幸せで豊かな人生を生きるためには何をすればいいのか?」

・つい「どちらが得か、損か、有利か、不利か」ということに目を奪われ、

 「近道」と「正解」ばかりを探してしまいがち。

 人生の醍醐味はそういうものではなく、

 自分なりの哲学をもとに道を切り開く喜びの中にある。

・夫婦は二人株式会社のようなもの。

 何でも合意することで幸せでユニークな生き方へシフトすることができる

・自分の幸せに対して臆病になりすぎないでください

 日常的なことから仕事、家庭、住む場所、あなたの幸せに

 貢献してくれそうなことは何でもチャレンジしてください。

・運をコントロールする秘訣、ふだんから心がけること

 ①自分のまわり(家の部屋など)を大好きなもので満たす

 ②自分の大好きなことをやって時間を過ごす

  ノッている、ツキのいい状態

 ③運のいい人とつきあう

 ④人を日常的に喜ばせる

 ⑤感謝する

・夢や直感からのメッセージをキャッチする

 逆転人生のバーテンダーがカクテルを飲んだ時にこれだと。

 レーシングドライバー井原慶子さん

・直感を信頼して動く

 人生とは結局のところ数えきれない選択の結果できあがるものだ。

 何千通りもの違う人生がありどれを選択しても違うシナリオが進行するが

 大局的に見れば結果はあまり変わらないのかもしれない。

 正しいか、間違っているか、という判断で考えないことが、

 直感とうまく付き合うコツ。

 直感を信頼すると目の前のことに集中できるようになる。

・永遠の学習者にならない

 ずっと学ぶ側で居続けるのはとても楽な生き方。

 責任をとらなくていいいし、成長しているような気がする。

 どこかの時点で「学びを活かすステージ」に行く必要がある。

 分かち合うことで新しいステージが見える。

・「ピンチからのカムバックノート」をつける

 いくつもの失敗や挫折を老後の楽しみになるような貴重な思い出にしましょう。

・自分が生きる残りの日数を数える

 元気に活動できる都市が70歳までだと仮定して、あと10年、3650日

 残りの人生であなたは何をやりますか。

 何をやり残したら後悔するでしょうか。

・残りの人生で大切なものの優先順位は、ほぼ同じ回答だった

 ①家族との時間

 ②自分のやりたいこと

 ③友人との時間

 ④やりがいのある仕事

 ⑤お金

 実際に何に時間を費やしているか?

 ①特に好きでもない仕事

 ②仕事の付き合い

 ③家族との時間

 ④友人との時間

 ⑤自分のやりたいこと

・何かをもらったらお返しする

 お金、もの、情報、いろいろなものが次々に回っている。

 あなたも「自分らしく与えられる何か」を与えることによってこの流れに乗る。

 最初の流れを是非あなたからスタートしてください。

 豊かさの小さな波あなた初で始まることでしょう。

・寝る前に「ありがとう」の感謝でしめくくる。休む前に心の平安が戻る

 

以上