これからの時代のお金に強い人、弱い人   サチン・チョードリー著 第1章

お金に強くなりたい人のための本と書かれていますが、

人生で一歩踏み出すために勇気が湧いてくる1冊だと思います。

マハラジャ時代から広く知られている考え方「ジュガール」

  :筆者がインドの大富豪に教わったもの

「人間は元来、怠け者なのだ、しかし、人は変われる」

しかし、「いきなり全部、変えようとしなくていい」

一度に変えようとするから人はつらくなる。

少しづつ、少しづつ、変えていけばいい。

少しでも変えやすいところから取り組めるよう

以下の4つのステップで構成されている。

「お金に強くなれた人」「お金に弱いままの人」の21の違いが以下に綴られている

筆者からのメッセージ:

「皆さんはきっとうまくいきます、少しだけ変わることができれば」

「人は変わることができる、だから、自分を信じる」

 

第1章 「マインドを変える」

Keyword1:情熱を持つ → Action:人生の「運転士」になる

 お金に強い人は、本気で貯めたいと思っている

 お金に弱い人は、なんとなく貯まったらと思っている

 お金に強い人は、お金を増やすことを考える→自分から動こうとしている

 お金に弱い人は、お金が増えることを考える→人に委ねてしまっている

 自分の人生、運転士として生きるか?

 自分の人生、乗客として生きるか?

  →「人任せにするのではなく、自分でやっていくんだ」

    と気づくだけで人生は変わる、変わってくるものは、「結果」である

  →乗客は「こんなはずじゃなかった」「もっとこうしたかったのに」と後悔する

 

   運転士は「行先も、心地よいスピードも、どこに停車していくのか、

        何分止まるのか、誰を乗せるかも、自分で決められる」

 お金に強い人は、自分をどこかで信じている

 お金に弱い人は、自分をどこかで信じていない

 

Keyword2:お金を信じる → Action:お金のpositiveさを常にイメージする

 お金に強い人は、お金を心から信じている

 お金に弱い人は、お金をどこかで疑っている

  (日本人:お金はよくないもの、悪いもの)

 「あなたは自分を疑っている人に近づきたい?」

 総資産に占める投資の割合

  ・アメリカ・・・・52%

  ・ヨーロッパ・・・29.3%

  ・日本・・・・・・15.1%

 お金が与えてくれるメリット:人生の選択肢が増える

 

Keyword3:目的をつくる → Action:誰かを幸せにするためにお金持ちになる

 お金に強い人は、誰かのためにお金を求める

 お金に弱い人は、自分のためにお金を求める

 より具体的な目的、できるだけおきなゴールを設定したほうがいい。

  小さなゴールならすぐに達成できてしまう

  小さなゴールをつくろうとする人の一つの特徴は

  「できるだけ失敗したくない」というマインドだ。

  まずは、大きなゴールを決め、それを小さなゴールに細分化する

  →目的やゴールは、手帳でもなんでもいいので、紙に書いておくこと

   例えば、大きなゴール:マイホームのための頭金を貯める

       小さなゴール:毎月5万円貯金する

       そのためのTODO:飲みに行く回数を減らす、たばこをやめる、

                高いコーヒーを飲む回数を減らす

 お金に強い人は、誰かを喜ばせたい

 お金に弱い人は、自分を喜ばせたい

 

Keyword4:運を味方にする → Action:就いた仕事を好きになろうとする

 お金に強い人は、運がいいと思い込む

 お金に弱い人は、運がないと思い込む

 運の良し悪しを決めるわずかな差=意識の差、実は、運を自分で決めていたのだ。

 運がいいと思う人と、運がよくないと思う人がいて、

 

 果たして運はどちらに行きたいと思うでしょうか?

 お金に強い人は、就いた仕事を好きになろうとする

 お金に弱い人は、好きなことを仕事にしようとする

 お金持ちには、仕事をつらいものとして取り組んでいる人はいない。

 

Keyword5:スピーディに動く →Action:まずは、すぐに動いて、小さく始めてみる

 お金に強い人は、すぐにやろうとする

        いろんなことは起こるかもしれないけれど、

  ポジティブな可能性にフォーカスする。

  「うまくいったらどうなるのか」ということに頭を巡らせる。

  だから、すばやくチャレンジできる。

 お金に弱い人は、すぐに言い訳を見つける

  いつも逃げ道を自分の中に用意している

 お金に強い人は、まずは10分から始めてみる

 お金に弱い人は、いきなり1時間やろうとする

  真面目だからこそ一生懸命にやろうとしてしまう

 お金に強い人は、小さな一歩から始める

 お金に弱い人は、大きな一歩を踏み出そうとする

  完璧に始めなくていい。ほんのちょっとでいい。100%成功しなくていい。

  その意識で少しだけ踏み出してみる。