やり抜く人の9つの習慣 ーコロンビア大学の成功の科学ー ハイディ・グラント・ハルバーソン
この本は、
「才能が成功に導いた、のではなく、
ある種の思考や行動によって自らを成功に導いている」
そういう人に共通する思考や行動を「9つの習慣」にまとめたものである。
■1つ目の習慣 :目標に具体性を与える
・メンタル・コントラストで成功確率を高める
「私にとって成功とは何か」「成功への障害は何か」
この2つを繰り返し心の中で考える=メンタル・コントラストという
・具体的方法
①目標を達成し、成功したときの「感情」をしっかり味わう。
②その時に起きている周囲の様子、周囲の声を明瞭にイメージする
③そこに至るまでの障害を考える
・「今の自分に足りないものは何か」「何をなすべきか」を自覚する
→「望み」「願望」を手の届く「現実」にできる
・「成功した自分」と「今の自分」とのコントラストを考えること。
■2つ目の習慣 :目標達成への「行動計画」をつくる
・現状:やるべきことが多過ぎて何から手を付ければいいかわからない。
・「いつ何をやるか」を予め、予定に入れておく
・「if・thenプランニング」=「もしこうなったら、こうする」
→心理学で効果実証済み
→事前に「いつ」「何を」やるかをはっきりと決めておくと
実行できる確率は2~3倍に高くなる
・脳は、「XならY」という文章を記憶しやすい。
無意識のうちにそれに従って行動することができるようになる。
・「事前にするべきことをはっきりさせておく」ことで、
「意識しなくても」行動すべき時に自動的に行動できる。
この意識しなくてもということが重要。
■3つ目の習慣 :目標までの距離を意識する
・ただがむしゃらに努力するのではなく、
日々、どれだけ進歩したのかを確認すること。
・「フィードバック」で目標との距離を確認する。
・「これから思考」を重視して、目標までの距離を測ると、
モチベーションは維持される。
■4つ目の習慣 :現実的楽観主義者になる
・「非現実的な楽観主義者」になることなく、「現実的な楽観主義者」であれ。
・それは、成功を望み、それに相応しい努力をする人
・どうやったら「現実的な楽観主義者」になれるか?
①自分の前に横たわる課題や困難から逃げないで、しっかり見つめること。
②課題や困難がどの程度のものなのかを検討すること。
③成功をビジュアライゼーションするだけでなく、
成功するまでのステップと取るべき行動を
ビジュアライゼーションすること。
■5つ目の習慣 :「成長すること」に集中する
・「今できなくても、できるようになる」と信じることが大切。
・「私は、自分が望むように変ることができる」
・「今、何ができるのか」ではなく、
「これから、何ができるようになりたいか」を考えるようにすること。
・「新たなことに自信と活力をもって挑戦する方法」とは、
「失敗してもいい」と開き直ること。
・目標には、「証明ゴール」と「成長ゴール」がある。
①証明ゴール:「自分にはそれをする能力がある」、「私はやり方を
知っている。」ということを証明するためのゴール
→「自分には本当にできるのだろうか」という不安にとらわれてしまう。
②成長ゴール:「能力を伸ばして今までできなかったことをできるようにする」
ことが目標の焦点
・自分が成長している実感があるとき、仕事を楽しみ喜びを感じることができる。
成長を実感する充実感「完璧」を目指す緊張感とは全く別のもの。
・興味のある課題に取り組む人は活力の高い状態を維持できる。
■6つ目の習慣 :「やり抜く力」を持つ
・「固定的知能観」を持つ人は、「うまくいかないのは自分に能力がないせいだ」
と考える。成長がない。
・「拡張的知能観」を持つ人は「努力不足だった」「戦略を間違えた」などと
自分の努力や行動のせいにする。
■7つ目の習慣 :筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
・意志力は有限である。使うと消耗するものだ。
尽きたと感じたら少し休んでから新たなことに取り組もう。
・最初は小さな目標に取り組み意志力を鍛える。
■8つ目の習慣 :自分を追い込まない
・二つの困難な目標に同時に取り組むのは避ける
・目標に対して、できるだけ簡単な方法を見つける。
■9つ目の習慣 :「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
・「~しない」という目標を「~する」に変える
・if-thenプラン「もし~したいと思ったら代わりに~をする」
蘇る健康法 過去から未来へのメッセージ 小林弘幸著
【青葉は目の薬】 創造力・想像力に磨きをかける
●人は何かを楽しく想像して創造しているとき、つまり、楽しく手足を動かしてクリエイティブなことをしているとき、おのずと自律神経が整い、脳の働きも活性化する。
・「晴れた日は晴れを愛し、雨の日は雨を愛す。
楽しみあるところに楽しみ、楽しみなきところに楽しむ」
・「楽しまずして、何の人生ぞや」
・仕事、趣味を含めて一日一日、自分の創造力や想像力を
楽しく発揮することは楽しい。
その人の感性は決して衰えることはない、
その人の人生は若い頃を超えてより豊かに充実したものになる。
●人生の質を高めるために、自然に学び、自然を味方につける
・「青葉は目の薬」
・「青葉」=「自然」は加齢とストレスによって乱れがちな自律神経を
高いレベルで安定させ、整える。
素晴らしい癒しと回復の力を私たちに与えてくれる。
・人間は五感(視覚・嗅覚・触覚・聴覚・味覚)で生きている。
その五感は、自律神経のバランスにダイレクトに影響する。
五感をいかに磨き、フルに活用できるかということで
私たちの人生の質は大きく変わってくる。
五感を磨きベストな状態に整えてくれる強い味方
=水、香り、音楽、自然(これが最も素晴らしい味方)
・ヴォルテール(フランス哲学者)
「自然は常に教育よりも一層大きな力を持っていた」
・ゲーテ(ドイツ哲学者)
「なぜ、私は好んで自然と交わるかというと、
自然は常に正しく、誤りはもっぱら私の方にあるからだ。」
・寺田寅彦(物理学者)
「科学者になるには自然を恋人としなければならない。
自然はやはりその恋人にのみまごころを打ち明けるものである。」
・モンテーニュ(フランス哲学者)
「賢者は自然の富を熱心に求める」
・ヘルマンヘッセ(ドイツ作家)
「木は神聖なものである。
木と話す、木に耳を傾けることを知るものは真理を知る。
木は教養も処方も説かない。
木は個々のことにとらわれず生の根源法則を説く。」
・オーギュスト・ロダン(フランス彫刻家)
「私が自分を知る一切のものを学び得たのは
野原や森の外気の中でのことである」
●1シーズンに1回、どこか行きたいところに行く
その目標を立てた時点から私たちの「感性」=「創造力や想像力」は
磨かれていき、自律神経もよい状態に整ってくる。
・山路愛山(評論家・歴史家)
「日本人は、古きより美しくやさしき自然に育てられて
美しくやさしき詩人たるべく養われたりき」
・中村天風(思想家)
「人生あまり難しく考えなさんな。
暗かったら窓を開けろ、光が差してくる」
年を重ねれば重ねるほど、日々の中にできる限り自然を取り入れ
そこから素直に学ぶことが大切。
●器を大きくすることは、人生を輝かせる大事な鍵の一つ
・徳川家康
「人生に大切なことは、
五文字でいえば、上を見るな。七文字でいえば、身の程を知れ」
・自分の器を大きくするためには、
まずは、客観的に自分の身の程を知ること。
なぜなら、人は「自分の身の程を知った」ときこそ、
「自分の身の程を伸ばす」ことができ、
「自分の器を大きくする」ことができる。
・まずは、自分の器が小さいことを知る。
そこで初めて。その器の小ささをどうやってカバーできるかを
考えることができる。
50代ではもう遅い、ではなく、50代だからこそ自分を大器に変えていける。
●一日のスケジュールに1~2時間、フリーな時間をつくる
・「考える習慣」を身につけるためには、時間管理さえ工夫すればできる。
●一日一つのテーマを決めて10分間徹底的にじっくり考える
・自分に考えられることは一日一つだけなのだと潔く諦めること。
【人間万事塞翁が馬】感謝・感動を忘れずに生きる
●人生にはほんとうに無駄なことはない
・これが身に染みて理解できるのは、実は50代からである。
人の世に道は一つということはない。道は百も千も万もある。(坂本龍馬)
●短気は損気、嫉妬と怒りは自律神経の最大の敵と知る
・体の中で、自律神経のうち交感神経の働きが極端に上がり、血管が収縮し、
血流が滞り、血液がドロドロになってしまう。
内臓器官や脳の働きが低下し、血管がダメージを受けて老化が促進される。
心と体の老化を促進させている。
・欧米では人前で声を荒げるというのは、自分の心さえコントロールできない
ダメな人間だ、とみなされる。
●「心のぜい肉」を落として誤り上手になろう
・余計な見栄やプライドというのは、いわば「心のぜい肉」
謝ることで損をすることはない。得をするばかり。
●ゆっくり動けば感謝も自然に湧いてくる
・ゆっくり動くことでえも言われぬ余裕が生まれる。
【人の人生がよかったかどうか、それは死ぬまでわからない】
・人生を川の流れに例えるとするならば、川の流れにあらがって
上流に戻ろうともがく人ほどかえってうまくいかず早く疲れて枯れてしまう。
川の流れに素直に身を任せて、その時折の景色を自分らしく楽しんでいる人は
下流に行けば行くほどゆったりと豊かにその幅を増し美しいままに流れて行ける。
・「行雲流水」:禅の言葉
空を行く雲のように、流れる水のように、何事にもとらわれることなく、
その時その時を無心に自由自在に生きていくこと。
・「職業に貴賎はない、生き方に貴賎がある」:勝海舟
・「年をとると人は自分に二つの手があることに気づきます。
一つは、自分を助ける手。
もう一つは、他人を助ける手。」:オードリー・ヘップバーン
ゼロ秒思考 行動編 即断即決、即実行のトレーニング -赤羽雄二著-
即断即決、即実行しないのは
多くの場合「逃げ」である。
ためらい、迷い、躊躇、逡巡に
ほとんど価値はなく、時間の無駄なのだ。
第1章 即断即決、即実行はなぜ難しいのか?
(1)6つの実行すべき理由
①先手を打てる
②PDCAを早く何度も回せる
③生産性が上がる
④周囲から信頼される
⑤部下もつられて素早く動く
⑥組織全体が活気づく
(2)8つの妨げる心理的ブロック
①情報を集めきらないと不安、怖い
②すぐ頭がいっぱいになる
③予定を変えることが不安。何もかも決めておきたい
④人に依頼すること、頼ることが面倒、不安
⑤選択肢を出し切らないと不安、怖い
⑥「失敗したらどうしよう」とやる前に悩む
⑦即断即決、即実行に拒否感、アレルギーがある
⑧わかっていても動けない
第2章 即断即決、即実行を支えるもの
(1)全体感がないから動けない
(2)全体感を持つための2つのトレーニング
①「オプション」とは何か?
②「フレームワーク」とは何か?
第3章 即断即決、即実行のツール1:オプション
(1)大胆な選択肢を漏らさず挙げ、評価する
①まずは思い込みを排除し最大限に考える
②本当の目的と制限に従って絞り込む
③全体感とともに、縦・横の切り口で見直すことで評価する
(2)オプションを評価する最適な方法
①4~5個の評価基準を決める
②①を評価する→重み付け
「◎非常によい(4点)、○かなりよい(2点)、△よくない(1点)、×まったくだめ(0点)」
(3)オプションを使いこなすトレーニング
オプションを習慣化する工夫
→フォーマットを予め用意しておき、即座に記入する
→評価の例を蓄積する、再活用する
→A4メモ書き
案件の発生ごとに3オプション(選択肢)を立案・評価する、
これを1日4案件行なう
案件としては、例えば、次のタイトル
・企画の方向性
・新事業案
・今週会うべき人
・転職すべき企業
・週末の予定・・・など
[例]
タイトル:年末年始の過ごし方
オプション:縦軸
①自宅でのんびり過ごす
②実家に帰る
③ホテルで過ごす
④国内旅行に行く
⑤海外旅行に行く
評価基準:横軸
①楽しさ
②目新しさ
③親孝行度
④費用の少なさ
評価:◎○△×
第4章 即断即決、即実行のツール2:フレームワーク
2×2マトリックス
全体感を持てるようになる
突発的なことが起きても動じなくなる
その場その瞬間に、何が課題で、それがどのくらい深刻かが見えてくる
正しいフレームワークの作り方、チェックの方法
①今何を整理しようとしているのか
②その整理するものをどういう軸で整理すると最も意味があるのか
③2×2に分けたとき、縦・横それぞれ2つの箱のラベルは適切か
④4つの箱それぞれに適切な内容を記入することができるか
⑤タイトル、軸、ラベル、分類した内容の間で齟齬がないか
⑥全体として有用か
第5章 即断即決、即実行の実践ポイント
ポイント1:普段からできるだけ迷いを持たない
「自分がどういうことで迷うのか、なぜ迷うのか」を整理してみる
「自分がどういうときは迷わずにできたのか、なぜできたのか」整理してみる
「いつも迷わずに行動している同僚、先輩、友人がなぜそのようにできるのか」
整理してみる
「自分としては今度どうやって迷わないようにするか」整理してみる
ポイント2:普段からの質問にできるだけ即答する
①相手の質問、問題指摘を聞きながら遠慮せずにメモする、全部理解する
②相手が話し終わる少し前からどう答えるか決めておく
3,4のポイントを箇条書きしておく
③相手が話し終わったら即答する
ポイント3
普段からすべての仕事を1分1秒でも速くする
①人に会う以外の仕事は短縮
②毎日10~20ページ、A4メモを書いて整理する
③メールは速攻返信
④単語登録、書類再利用
⑤やらずに済むことはできるだけやらない、自分の優先順位を説明
ポイント4
常にPDCAを回し、ノウハウを蓄積し続ける
期限内にPDCAを2ラウンド回す努力をする
目の見えない人は世界をどう見ているのか -伊藤亜紗著-
人が得る情報の8割~9割は視覚に由来するといわれている。
本当は、耳でとらえた世界、手でとらえた世界もあっていいはず。
目と目以外ではアプローチした結果全く異なる相貌が表れてきます。
目に頼るあまり、「世界の別の顔」を見逃している
障碍者は、健常者が使って
これからの時代のお金に強い人、弱い人 サチン・チョードリー著 第3章
第3章 「学び」を変える -「わからない」が変わる
Keyword11 素直に学び続ける Action まずは積立投資から始めてみる
お金に強い人は、お金の学びに投資する
お金に弱い人は、お金の学びに投資しない
お昼の弁当代で買える学び
お金に強い人は、お金の学びにお金を使う人
お金に弱い人は、お金の学びにお金を使わない人
朝10分でも15分でも本を読むというだけで立派な勉強
習慣化してしまう 学ぶときに一番大切なこと
→起きていることを認めて(何かのせいにしないで)素直に学ぶ
「まずは練習」という意識を持つこと
→いきなり無理に大きなリターンを狙いに行かない、練習期間が必要である。
→自分の失敗から学ぶことができる
お金に強い人は、不景気やストレスのせいにしない(自分のこととして受け止める)
お金に弱い人は、なんでも不景気やストレスのせいにする
お金に強い人は、3000円から積立投資を始める
お金に弱い人は、投資は大きなお金がかかると思い込んでいる
大事なことは、スタートをして少しづつ学びを深めていく
Keyword12 リスクを恐れない Action 副収入を目指してみる
お金に強い人は、リスクをコントロールする
お金に弱い人は、リスクを避けようとする
「リスクのないところなど実はない」→交通事故、飛行機
「銀行預金に入れたまま」、と「高い利回りが期待できる金融商品で運用する」、
のとでは、10年後に大きな差がついている
リスクのないところにリターンはない :「No pain,No gain」
最初にpain=リスクを覚悟することが大事
多くの投資信託の問題点は、ファンドマネージャーによる運用にある
→彼らは運用成績を上げても給与が上がるわけではない
安定した立場でリスクがないため、リターンはない、運用成績が伸びない
働き方がハードワークからスマートワークに変わってきている
頑張る必要があるが、頑張り方が変わったのだ、
お金に働いてもらわないといけない時代になった
リスクへの最大の対抗策は、「分散すること」
Keyword13 誰を信じるか Action 信じる人を権威で決めない
お金に強い人は、自分の学びを信じる
お金に弱い人は、掲示板や雑誌を信じる
誰を信じるのか、はっきりさせた方がいい→うまくいった人を信じる
人は、自分が信じたい情報を信じてしまうクセがある
基本的に、掲示板の情報は95%はデタラメだと思う、振り回されるな
お金に弱い人ほど、セミナージプシーになる→まず、自分の頭で考えてみる
お金についてのメンターを持ちなさい
一度だけでは、すべては理解できない、繰り返し学び吸収すること
お金に強い人は、本やテキストから繰り返し学ぶ
お金に弱い人は、本やテキストを一度しか読まない
権威で選ぶのは危ない
Keyword14 付き合う人を変える Action 自分より年収の高い人と付き合う
お金に強い人は、付き合う人を変えようとする
お金に弱い人は、付き合う人を変えようとしない
あなたの周りにいる人はどんな人?→自分と同じような人たちだった
付き合う人が変わると何が変わるのか?
お金に強い人は、成功者やお金持ちの輪に入ろうとする
お金に弱い人は、成功者やお金持ちでない輪に入ろうとする
自分よりpositiveなenergyを持つ人を探す
お金に強い人は、高いレベルの人との付き合いにシフトする
お金に弱い人は、同じレベルの人との付き合いを続ける
ゴールをつくることよりも簡単なことは、
少しでも高いレベルの人との付き合いを始めてしまう
習慣が変わり、人生も変わる、例えは外部の勉強会やセミナーに参加してみる
新しい出会いを得ること、新しいコミュニティに加わること
環境が変われば意識が変わっていく
お金持ちは、行動力が違う、マメさが違う
サラリーマン時代の筆者→朝早く起きるのが好きでない、勉強熱心ではない、
常に新しい人との出会いを求めたりしない
自分よりできそうな、一番身近な人に近づくこと。収入が高い、できる先輩、
できる上司、転職した元同僚
Keyword15 お金持ちに学ぶ Action 失敗した人の話ではなく成功した人の話を聞く
Keyword16 子供に贅沢させない Action 子供にはお金の教育をする
お金に強い人は、子供に贅沢させない
お金に弱い人は、子供に贅沢させたいと考える
お金に強い人は、お金の教育をする
お金に弱い人は、お金の教育をしない
習慣のうち4割は、親から学んでいる
第4章 「行動」を変える -「できない」が変わる
Keyword17 まずは小さく儲ける Action 自分で投資のルールを決める
お金に強い人は、まずは小さく長期で儲けようとする
お金に弱い人は、いきなり大きく短期で儲けようとする
Keyword18 安全にお金を増やしていく Action 余裕資金を常に持っておく
お金に強い人は、安全なお金は取っておく
お金に弱い人は、すべてのお金をリスクにさらす
分散しておく、1/3預貯金、1/3ETF株式、1/3いつでも使える手元に持つ
投資で得られた利益を新たな投資の原資に回す
Keyword19 知っていることに投資する Action テクニカルなものに頼らない経営者のSNSもチェックする
終り
これからの時代のお金に強い人、弱い人 サチン・チョードリー著 第2章
第2章 「習慣」を変える
Keyword6 自分をマネジメントする
Action 毎朝体重計に乗る。スマホの画面を整理する
お金に強い人は、健康に注意している
お金に弱い人は、健康を軽視している
「習慣を変えていく」
・・・日々やることを少しづつ変えていくことで
生活を変えていく、ひいては自分を変えていく
なぜ、お金持ちは、朝イチに体重計に乗るのか?
健康管理=自己管理の基本中の基本→習慣化
習慣化させる、たった一つの切り札
→ルールを決めている。
良い習慣をルール化してしまえば、あとはそれを守っていくだけ。
お金に強い人は、良い習慣を持っている
お金に弱い人は、悪い習慣を持っている
「忙しい」がなくなる秘策
→何にどれくらいの時間をかけるべきか、把握できている
徹底的に自分の時間を管理して、使うべき時間と使わない時間を分けていく。
ウィルスミス主演「幸せの力」
お金に強い人は、先に貯蓄や投資の額を決めようとする
お金に弱い人は、残ったお金を貯蓄や投資に回そうとする
Keyword7 計画・予算を立てる
Action お金はわざと少なめに引き出す
お金に強い人は、今の財布の中身をわかっている
お金に弱い人は、今の財布の中身を知らない
会社同様に、個人も計画を立てているか?
無駄な支出の現状を洗い出す
毎月、何にいくら使っているのか?
お金に強い人は、無駄な支出を減らせる
お金に弱い人は、無駄な支出に気づけない
入ってくるお金を増やすか、出ていくお金を減らすか、2つしかない。
自分に質問する
①その支出は本当にその支出をする価値があるものかどうか
②このときに使わなければいけないものなのかどうか
ゴールから逆算してみる
Keyword8 自分のためにお金を使う
Action ポイントカードはもう持たない
その買い物、見栄のためではないですか?
旅行は、自分の視野を広げてくれます
Keyword9 テレビは見ない
Action ネガティブなニュースには近づかない
Keyword10 リッチな体験をする
Action 毎日瞑想してイメージトレーニングする
お金に強いかどうかは、コーヒーを飲む場所でわかる
お金に強い人は、ホテルのカフェラウンジに行く
お金に弱い人は、街の安いコーヒーショップを好む
お金持ちは、ビジネスクラスに乗る
大きな快適さを手に入れることができるから
必要だと思うときには、思い切った使い方をすることが
大きなエネルギーを与えてくれる
自分の喜ばせ方を知る
例えば、夫婦で高級なレストランに行く
→心地よい体験が仕事をもっと頑張ろう、もっとお金を増やして食べに来よう
というモチベーションにつながっていく
お金に強い人は、自分の喜ばせ方がうまい
お金に弱い人は、自分をうまく喜ばせられない
ここぞというときに自分にご褒美をあげる
しかも、ケチケチしたご褒美ではなくリッチなご褒美をドーンとあげる
見栄のためにお金を使うのではなく、自分のためにお金を使う
リッチな経験から目を背けるデメリット
その体験をしなければ、快適さや心地よさ、すばらしさは見えてきません。
自分の世界ではないと目を背けようとする。
自分が経験してきた世界以上のものは見たくないと考えている。
リッチな体験をすることが大事なのは、その体験そのものに価値があるからだ。
こういう世界に来たいという気持ちを盛り上げてくれるからです。
時々でいい。その体験は強烈。
毎日、イメージトレーニングをする
お金に強い人は、イメージトレーニングしている
お金に弱い人は、イメージトレーニングしていない
毎晩、寝る前に2分だけ瞑想する→それは人生を大きく変えていく大切な時間
これからの時代のお金に強い人、弱い人 サチン・チョードリー著 第1章
お金に強くなりたい人のための本と書かれていますが、
人生で一歩踏み出すために勇気が湧いてくる1冊だと思います。
マハラジャ時代から広く知られている考え方「ジュガール」
:筆者がインドの大富豪に教わったもの
「人間は元来、怠け者なのだ、しかし、人は変われる」
しかし、「いきなり全部、変えようとしなくていい」
一度に変えようとするから人はつらくなる。
少しづつ、少しづつ、変えていけばいい。
少しでも変えやすいところから取り組めるよう
以下の4つのステップで構成されている。
「お金に強くなれた人」「お金に弱いままの人」の21の違いが以下に綴られている
筆者からのメッセージ:
「皆さんはきっとうまくいきます、少しだけ変わることができれば」
「人は変わることができる、だから、自分を信じる」
第1章 「マインドを変える」
Keyword1:情熱を持つ → Action:人生の「運転士」になる
お金に強い人は、本気で貯めたいと思っている
お金に弱い人は、なんとなく貯まったらと思っている
お金に強い人は、お金を増やすことを考える→自分から動こうとしている
お金に弱い人は、お金が増えることを考える→人に委ねてしまっている
自分の人生、運転士として生きるか?
自分の人生、乗客として生きるか?
→「人任せにするのではなく、自分でやっていくんだ」
と気づくだけで人生は変わる、変わってくるものは、「結果」である
→乗客は「こんなはずじゃなかった」「もっとこうしたかったのに」と後悔する
運転士は「行先も、心地よいスピードも、どこに停車していくのか、
何分止まるのか、誰を乗せるかも、自分で決められる」
お金に強い人は、自分をどこかで信じている
お金に弱い人は、自分をどこかで信じていない
Keyword2:お金を信じる → Action:お金のpositiveさを常にイメージする
お金に強い人は、お金を心から信じている
お金に弱い人は、お金をどこかで疑っている
(日本人:お金はよくないもの、悪いもの)
「あなたは自分を疑っている人に近づきたい?」
総資産に占める投資の割合
・アメリカ・・・・52%
・ヨーロッパ・・・29.3%
・日本・・・・・・15.1%
お金が与えてくれるメリット:人生の選択肢が増える
Keyword3:目的をつくる → Action:誰かを幸せにするためにお金持ちになる
お金に強い人は、誰かのためにお金を求める
お金に弱い人は、自分のためにお金を求める
より具体的な目的、できるだけおきなゴールを設定したほうがいい。
小さなゴールならすぐに達成できてしまう
小さなゴールをつくろうとする人の一つの特徴は
「できるだけ失敗したくない」というマインドだ。
まずは、大きなゴールを決め、それを小さなゴールに細分化する
→目的やゴールは、手帳でもなんでもいいので、紙に書いておくこと
例えば、大きなゴール:マイホームのための頭金を貯める
小さなゴール:毎月5万円貯金する
そのためのTODO:飲みに行く回数を減らす、たばこをやめる、
高いコーヒーを飲む回数を減らす
お金に強い人は、誰かを喜ばせたい
お金に弱い人は、自分を喜ばせたい
Keyword4:運を味方にする → Action:就いた仕事を好きになろうとする
お金に強い人は、運がいいと思い込む
お金に弱い人は、運がないと思い込む
運の良し悪しを決めるわずかな差=意識の差、実は、運を自分で決めていたのだ。
運がいいと思う人と、運がよくないと思う人がいて、
果たして運はどちらに行きたいと思うでしょうか?
お金に強い人は、就いた仕事を好きになろうとする
お金に弱い人は、好きなことを仕事にしようとする
お金持ちには、仕事をつらいものとして取り組んでいる人はいない。
Keyword5:スピーディに動く →Action:まずは、すぐに動いて、小さく始めてみる
お金に強い人は、すぐにやろうとする
いろんなことは起こるかもしれないけれど、
ポジティブな可能性にフォーカスする。
「うまくいったらどうなるのか」ということに頭を巡らせる。
だから、すばやくチャレンジできる。
お金に弱い人は、すぐに言い訳を見つける
いつも逃げ道を自分の中に用意している
お金に強い人は、まずは10分から始めてみる
お金に弱い人は、いきなり1時間やろうとする
真面目だからこそ一生懸命にやろうとしてしまう
お金に強い人は、小さな一歩から始める
お金に弱い人は、大きな一歩を踏み出そうとする
完璧に始めなくていい。ほんのちょっとでいい。100%成功しなくていい。
その意識で少しだけ踏み出してみる。